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固定資産的なものを買ったらどんな処理しますか

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機械とか金型を工場に導入しました。

減価償却すると本で読みましたが、処理の手続き教えてください。

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まずは金額で判断します。金額判断の単位は(付属品や据え付け費も含む)一式であることに注意。
消費税を除いて20万円以上を固定資産と扱います。

実務の流れは次のようになります。

① 期中に発生した購入価格は「建設仮勘定」で処理しておきます

② 決算において①で処理した建設仮勘定について、建設仮勘定の科目明細を作成し、実際に使用されたのか、いつから使用しているのか現場にヒアリングします

③ ②の情報をもとに、使用開始されたものについて勘定科目と耐用年数と使用開始日を判断します
  未使用だったり設置が完了していないものは建設仮勘定のままにしておき振替しません

④ 建設仮勘定振替の会計処理をします
  伝票日付: 決算日
  仕訳: 機械装置(など) / 建設仮勘定

⑤ 減価償却費を計算するソフトに明細登録します。固定資産台帳の整備を意味します
  資産名称、使用開始日、取得価額、勘定科目、耐用年数、償却方法など
  
⑥ 減価償却費を計算するソフトによって算出された「減価償却費」を会計処理します
  仕訳: 減価償却費 / 機械装置減価償却累計額(など)

⑦ 会計システムの残高と固定資産台帳が一致しているか確認します
  B/Sの資産科目(建物とか機械装置とか)と固定資産台帳のそれぞれの勘定科目の取得価額の合計が一致しているか

⑧ 振替後の建設仮勘定明細を作成し、振替対象となったものがゼロになったか確認します

⑨ 最後に、固定資産として登録された現物に固定資産台帳の資産ナンバーや取得日を書いたシールを貼り付けます
  固定資産のたな卸しをする時や資産を除却する時にとても役に立ちます

固定資産の処理は手続きが多くて大変な業務です。ポイントは②の建設仮勘定明細を作ることと、ヒアリングを行って内容確認することです。経理では現場で使われる機械など内容がわからないものが多いでしょうから、常日頃現場の方との良好な関係を築いておくことが大切です。

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